土 - 3 月 1, 2008

e-Tax奮闘記


e-Taxでの確定申告に挑戦してみた。1週間にわたる悪戦苦闘の結果、やっと本日手続きが完了。以下、落とし穴になりそうなポイントをメモ。

・ICカードリーダーが必要。amazonで2,668円で購入した。確定申告以外の用途で使うことは無さそうなので、この期間に貸し借り融通するのが吉でしょう。必要な方、私は終わったのでお貸ししますよ。
住民基本台帳カードと電子署名の入手が必要。市役所で2時間ほどかかりました。費用は1,000円。住基カードは顔写真入りと写真なしのものが選べます。私は顔写真を持っていかなかったので写真なしのタイプ。他に用意する者は運転免許証などの写真入り身分証明書。電子署名作成の際にはパスワードを入力する必要があるので考えていくとよいでしょう。パスワードは数字とローマ字が混在する必要があり、ローマ字は大文字のみです。
・市役所で電子署名を発行してもらう(住基カードに書き込まれる)ときに、「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」の入ったCD-ROMを渡されます。しかしこのCD-ROMのソフトウェアはバージョンが古く、私のMac (MacBook + MacOSX10.5 Leopard + Safari3.0.4) にはインストールできませんでした。「公的個人認証サービス (JPKI) ポータルサイト 」から、最新版ver.2.2のクライアントソフトをダウンロード してインストールする必要があります。インストール時に注意するのは、マウントされたJPKIボリュームにあるJPKIInstallを、デスクトップなどの別のフォルダーに移してからダブルクリックで起動する必要があること。JPKIボリュームに置いたまま起動してインストールを試みても、最後の段階でエラーが出ます。これに気付くまで1日悩みました。なお、動作環境はMacOSX 10.4 Tigerとありますが、10.5 Leopardでも動作しました。
・アプリケーション/ユーティリティ/公的個人認証サービス/ フォルダーに「JPKI利用者ソフト」がインストールされます。ICカードリーダーを接続し、住基カードを挿入してから、「JPKI利用者ソフト」をダブルクリックして起動。住基カードを作成したときのパスワードを入力します。いろいろ登録情報を眺めて確認したら、「JAVA実行環境への登録」を実行。これで、Safariブラウザーから住基カードの情報を送信できるようになります。
・ここから先は国税庁e-Taxサイト での作業が必要。でも、e-Taxのサイトに行く前にAdobe Reader ver.8をインストール しておくとスムーズに進みます。「e-Taxの開始届け」をPDF入力するのに、SafariのPDF表示機能ではダメで、Adobe Readerが必要だからです。なお、Macの場合は「ルート証明書のインストール」は済んでいますので不要です。
開始届出を 行います。「個人の方」をクリックするとPDFがブラウザーに表示されますので、必要項目を入力。住所は数字も全角で、電話番号は半角で入力しないと、チェックではねられます。PDF上で入力が必要なパスワードは小文字でないといけないことに注意。つまり、JPKIのパスワードとe-Tax利用のパスワードは同じにできないのです。以後、パスワード入力を要求される際にはJPKIのパスワードなのかe-Taxのパスワードなのか区別する必要があります。「送信」したら、「即時通知」を確認して受付番号を念のために印刷。できているはずの利用者識別番号を見るために、利用者識別番号照会へログイン します。さっき印刷した受付番号と、e-Taxの暗証番号を入力してログイン。メッセージを表示して印刷し、16桁の利用者識別番号を取得します。
・これでやっと申告書を作成できるようになりました。確定申告書作成コーナー に行き、「所得税の確定申告書」を選択し、申告書Aを選択。「提出方法選択」のところで「電子申告により税務署に提出する」にチェックを入れないと5000円の控除が受けられないので注意。
・申告書の作成は多岐にわたるので、ここでの説明は割愛。注意点は、源泉徴収されている給与所得者(サラリーマンのことですね)は「所得から差し引かれる金額」の「社会保険料控除」の箇所に、源泉徴収票に書かれている社会保険料額を記入しておくこと。また、「税金の計算」にある「電子証明書等特別控除」の「適用する」にチェックを入れないと、5000円の控除が受けられません。
・一通り入力したら入力データを一旦保存。間違いなければ「入力を終了」で先に進みます。
・住民税等の入力 → 住所・氏名の入力と進みます。どうして住基カードを差しているのに住所・氏名の手入力が必要なのか疑問に思いますが、こんなことでイライラしていたのでは国税庁を相手にできません。
・「電子申告用データの保存」を実行すると、h19syotoku-denshi.xtx というファイルがダウンロードフォルダーに保存されます。これを「データの結合」に用います。
・結合されたデータ 2008**********.xtx がダウンロードフォルダーに保存されます(********の部分は時刻に依存)。このファイルを送信します。申告書の保存から送信までの手順はこちらで解説されています
・送信したらe-Taxへログインして、受付結果(受信通知)を確認します。
・最後に、「申告書等送信票」を印刷し、氏名と、税金を引き落とされる銀行の口座届出印を押して郵送します。このステップは、電子納税に対応している銀行・金融機関であれば不要です。私が使っている銀行は対応していないので、ここで郵送という手間が発生。

途中で何度もくじけそうになりましたが、何とか手続きは済んだようです。それにしても、税金を取られる側がこんなに複雑な手続きを経ないといけないなんて、納税意欲を失わせるしくみですね。本人確認に何重にも関所を設けているけど、他人になりすまして税金を納めようとする人なんているのかしら(還付を受けるのであれば本人確認は必要でしょうけど)?e-Taxでない郵送では本人確認はいい加減だというのに…。住基カードを普及させることが目的になってませんか?まあ、これで行政が効率化するならよいですけど…。

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火 - 1 月 29, 2008

ありがとうエルゴソフト 


株式会社エルゴソフト から、「パッケージソフト事業終了のおしらせ 」メールが届く。日本語かな漢字変換「egbridge」やワードプロセッサー「egword」といった、Mac用の日本語関連ソフトウェアを販売しているところだ。Macの黎明期から現在にいたるまで24年にわたってMacの日本語環境を支えてきた老舗の撤退に驚いた。
EGシリーズにはとてもお世話になった。最初に製品を使ったのは野辺山にいた頃。観測所のMacの日本語入力にはApple製の「ことえり」とエルゴソフトの「egbridge」があったが、あまりにも変な変換をする「ことえり」は使い物にならず、egbridgeを好んで使った。先輩のMac使いSさんが、egwordの新バージョンが発売されたときにウキウキしながら買いに行くのに付き合ったこともあった。やがて自分もMacを所有するようになり、egwordも買った(バージョン6の頃かな)。ワープロはあまり使わなかったけど、egbridgeは文章を作成するのに無くてはならない空気のような存在だった。使い慣れるほどになじんでくるegbridgeのありがたみは、それがない環境(Windows機など)でしばしば痛感した。
ユーザーサポートがとても良心的なことも特筆すべきことだ。MacのOSがバージョンアップしたときには、いち早く対応してアップデータをリリースしてくれた。特にMacOSがUNIXのOS Xに移行したときの対応は迅速でありがたかった。UNIXでデータ解析しつつレポート文を作成、という生産的な環境が実現できたのも、egbridgeのおかげだ。つい先日も、ライセンス数追加の方法についてカスタマーサポートに問い合わせたら、必要なCD-ROMを送付してくれて助かった。ありがとうございました。
それにしても撤退はきわめて残念だ。Macユーザーは徐々に増えているというのに。無償でOSに付いてくる「ことえり」があるから有償のegbridgeを買う人は少ないのかなぁ。あと1年間はユーザーサポートを続けてくれるというけど、今後OSがバージョンアップしたら使えなくなるのかも。そのときはegbridgeと心中かな。 

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木 - 11 月 15, 2007

MacBookの到着 


自宅用に注文していた新しい計算機MacBookが到着した。4年前に購入した現有のMacから、早速環境を移行しよう。まずはFireWireケーブルでつないで現有MacをTargetモードで起動し…あれ、新Macにマウントされないな。仕方ないのでバックアップ用外付けハードディスクを仲介して移行。こちらはうまくいきました。撮りためた7600枚の写真や、iTunesに保存した689曲の音楽や、2000通以上の電子メールなどが、無事にお引越しできてよかった。
ソフトウェアの互換性は…PhotoShop Elements ver.2と PanoramaMaker ver.3.5が動作しないなぁ。それでも、家計簿ソフトやFLASHや年賀状ソフト、それにこのブログを書くのに使っているiBlogが起動してよかった。ちゃんと更新できるか、このエントリーで確認してみます。
CPUがbig endianのPowerPCからlittle endianのCore2Duoに変更され、OSも32 bitベースのMacOSX 10.4から64 bitのMacOSX 10.5に更新されているのに、よく動作するものだ。例えていうなら、脳を人間のものから人工脳に入れ替え、考える言語も日本語から英語に変えたようなもの。それでもこれまでと同じように人と会話したり本を読んだりできるなんて、すごい技術ですね。Rosettaっていうのか、ふーん。
計算機の移行は、かつてはお引越作業並に大変だったけど、いまどきはよく行くスーパーマーケットを変えるくらいの気軽さなのですね。 

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月 - 6 月 25, 2007

癒しの画廊 


出張から戻ると、研究室のホワイトボードに「癒しの画廊」と題してさまざまな絵が描いてあった。学生の仕業かな。「となりのトトロ」やら鳥やら猫やらいろいろだけど、大学生の描く絵にしては幼稚すぎて、とても見ていて癒されない。というわけで落書きは消して、癒しの数式を書いておきました。
これを証明して下さい。 Golden Ratio

早速大学院生のNさんがハマってました。癒される問題でしょう。

 

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火 - 10 月 24, 2006

屈辱の授業 


電磁放射の原理について数式を展開する途中から近似の計算を間違え、混乱して教壇に立ちつくすという失態を演じてしまった。原因は…授業前日の準備時間の余裕がなくて、1ヶ月以上前に準備した授業ノートの不備を見逃してしまっていたこと。平常心を失った状態では、リアルタイムで計算するだけの余裕がなかった。うう、屈辱だ。
仕方ないので、「この説明は次回に必ず整理してきます」と宣言して先に進んだけど、受講生には不信感を持たれただろうな。二度と同じ失敗は繰り返さぬよう、前日の準備時間を確保しなくては。 

Posted at 11:14 PM     コメントを読む/書く

火 - 9 月 26, 2006

あ、また発表されてる! 


2年前に発売されたこのデジタル一眼レフカメラ を、欲しいと指をくわえながら手を出さないままに月日は流れ、ついに後継機が発表された そうだ。うーむ、ダイナミックレンジの広さはそのままに、ボディがコンパクトになって携帯性に優れているようだ。また物欲が湧き出してきて危険なカメラです。
一方で、FOVEON X3センサー搭載の新一眼レフカメラ も魅力的。各画素で3原色の情報をサンプリングできるから、ベイヤー方式と違って偽色が発生しないんだよね。また悩ましくなってきたな。 

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水 - 6 月 21, 2006

祝!光回線開通 


ついに自宅に光ファイバーによる高速インターネット回線が開通した。戸建てごとの専用線は贅沢すぎるし費用が嵩むけど、これしか解がなかったので仕方ない。回線速度計測サイトで測ってみると、おお、21 Mbpsも出るぞ。これでようやくネット巡回ができます。しばらくは浦島太郎状態ですけどね。 

Posted at 11:36 PM     コメントを読む/書く

木 - 5 月 25, 2006

みかかに阻害されるインターネット接続 


自宅にブロードバンドのインターネット回線を引くために、西日本電信電話(みかか)にFLET'S光回線の申し込みをしたのが1ヶ月前。さんざん待たされた上に、「配線工事の調査は平日の9時から5時までの間でしかできません」と言う。仕方ないので5月23日の夕方に時間を設定していただけど、直前にどうしても外せない会議が重なってしまいやむなくキャンセル。次なる調査の日を設定しようとみかかに連絡すると、調査待ち行列の最後尾に並び直すのでさらに1ヶ月先になるという。とてもそんなに待っていられないぞ。
ここに至って、ようやく気付いた。みかかは、ブロードバンドの利用者をなるべく増やしたくないということに。IP電話利用者が増えると電話料金収入は減るし、ブロードバンドが普及するとダイアルアップでインターネットに接続する(私の現状)利用者も減る。電話料金収入源をなるべく囲い込んでおくにはどうしたらいいか…電話線を光収容にしてADSLを物理的に不通にしておき(これでKDDIメタルプラスなどライバルの参入ができなくなる)、一方で光ファイバー接続は申込み受付けのポーズを取りつつ工事を先延ばしにする。なるほど、独占企業としては当然の営利追求行動ですね。
仕方ない、みかかからは逃げよう。幸い、鹿児島でも電力会社系の光回線問屋がサービスを提供している。調べてみると、ウチもサービスエリア内のようだ。専用回線になるので料金は安くないけど、IP電話も使えるのでみかかに依存せずに済むのが利点だ。申し込みに対する応答も早いし、私の勤務時間外でも対応してくれるようだ。紆余曲折あったけど、ようやく光が差し込んできたかな。 

Posted at 02:00 PM     コメントを読む/書く

火 - 4 月 11, 2006

ADSLが来ない家 


自宅にインターネット接続の申し込みをしていたところが、「技術的理由」によって接続不可と診断されてしまった。そんなぁ…。電話で詳しく問い合わせると、電話局から建物までの経路に光端末が入っているのでADSLにできないのだという。え、実はこの電話は光回線を使っていたということ?早速大家さんに問い合わせると、「難しいことはわからないけど、そうなのかも知れませんねぇ」と頼りない口調。光接続としても、接続業者がどこなのか分からないと、契約のしようがないんですけど。結局、建物の建設業者に問い合わせるということになってしまった。
…というわけで、当面ブロードバンドの接続はできないようです。ここ数日の記事は、ダイアルアップで掲載してみます。 

Posted at 07:06 AM     コメントを読む/書く

金 - 3 月 24, 2006

携帯電話を買ってしまった 


ついに、「電波の首輪と鎖」こと携帯電話に加入してしまった。キャリアと機種は決めていたので、販売店が乱立して競争の激しい吉祥寺で安売りしている店を探した。最初に訪れた店ではなんと「在庫処分のため0円」との表示がある。しかし店員に訪ねるとデータ通信など月額2,900円増加するオプション契約に加入しなくてはならないので、かえって割高だ。オプション契約無しなら、端末の料金は5,040円だという。他の店でもいろいろ当たってみると、大体横並びの料金だ。その中で唯一4,800円という店があったので、ここで契約。1時間ほどの待ち時間で、無事に入手しました。ぶ厚いマニュアルを読むだけの時間が今はとれないので、電話するだけしか使い方がわからないけど、これで電話のない鹿児島のウィークリーマンションに住んでも大丈夫だろう。 

Posted at 12:33 AM     コメントを読む/書く

火 - 3 月 21, 2006

ごくろうさまyakusi 


引越に備えて研究室の計算機を処分した。10年前に初めて科研費が当たって手にしたSunのワークステーション。まだSunが憧れの機種だった時代だけに、嬉しかったなぁ。ハングアップすることなんてほとんど無い安定した動作が持ち味だった。データ解析やソフトウェア開発にさんざん使い倒してきた。「はるか」の観測データでたくさん電波写真を作ったし、FXSYNCもWSCOSMOSもOpacity Analyzerもこのマシンで開発しました。でも、270 MHzのクロックでは、次々と高速化する新機種に太刀打ちできなくなっていったし、Linuxがどんどん便利になり、MacOSもUNIXになってからは、Solarisの存在意義がだんだん薄れてきた。ここ1年では、電源を投入することが数回程度しかなかった。そろそろ、お役御免でしょう。
廃棄の前にデータをバックアップしたところ、これまで扱ってきたデータを全て吸い出しても、2.5インチハードディスクの半分にも満たない量だった。10年の作業内容が全て手のひらサイズのHDDに収まってしまうなんて、何だかあっけないですね。
ちなみに、このマシンにはyakusiという名前を付けていました。薬師岳からとった名前なのですが、10年経っても一度も薬師岳に登っていないことに気付いて驚きです。 

Posted at 11:43 PM     コメントを読む/書く

日 - 3 月 19, 2006

携帯電話をどうしよう 


電波天文学者たるもの、携帯電話は絶対に所有しないでいよう、と考えていた。天体からの微弱な電波を妨害する混信源だからだ。携帯電話業界から「電波天文保護周波数帯を明け渡せ!」と恫喝を受けている弱小電波天文業界。加入者増加が圧力の元になっているから、携帯電話に加入するのは電波天文に対する背信行為だ。
…なんて思っている電波天文学者は私一人だけだったようで、周囲の人たちは次々と携帯電話を使い始めた。ついに職場の同じフロアで持っていないのは私だけに。「よし、こうなったら私だけでも携帯電話なしで堪えてみよう」と頑張ってきたのに…。
どうやら、4月からの職場ではそんなことは許されないらしい。ついに、「携帯電話に加入する最後の人類をめざすレース」から脱落してしまうのか…。ものすごい罪悪感。放射電力が最も小さいWillcomを選ぶのは、せめてもの空しい抵抗です。屈辱だ。 

Posted at 11:19 PM     コメントを読む/書く

木 - 3 月 9, 2006

Skypeで無料電話 


明日行われる会議に遠隔地からも参加できるように、Skype の無料電話を試してみた。Webサイトからソフトウェアをダウンロードしてインストールし、自分のアカウントを登録。会議に参加予定で九州に出張中のMさんと台湾で研究しているSさんに、メールでアカウントをお知らせして試験を依頼してみると、おお、ちゃんと繋がりました。音質は、まあ使える程度。ちょっと遅延が発生するのが気になるけど、何といっても無料ですからね。これなら世界中どこからでもインターネット環境さえあれば会議に参加できますね。…ということは、「出張中」を言い訳にして会議をサボることができなくなるのか。墓穴を掘っているのかも。 

Posted at 11:47 PM     コメントを読む/書く

月 - 3 月 6, 2006

中古家電をどうしよう 


電気用品安全法が4月から施行され、PSEマークの付いていない電気製品は新品・中古にかかわらず売買ができなくなるという。近いうちに引越す身としては、影響を被りそうだ。現在使っている家電製品を鹿児島まで運ぶのは費用がかさむから、三鷹で手放していきたいと思っているのだけど、もちろんPSEマークなんて付いていない。まあ、個人取引は電気用品安全法の対象外のようだし、3月中は施工されないのだから大丈夫かな。ただ、リサイクルショップでは在庫処分の投げ売り状態のようだから、引き取り手がいるかどうかが心配だ。さらに心配なのが、鹿児島で中古家電を買えなくなること。3月中に買えばいいのだけど、実際に買いそろえられるのは4月以降だから、新品を買うしか手が無くなる気がする。この法律って、家電メーカーの策略では、なんて疑念が湧いてきたぞ。 

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金 - 2 月 17, 2006

FTPの便利さとセキュリティとの狭間で 


私が管理者をしているサーバー計算機で「anonymous FTPができないんだけど」という苦情を受ける。調べてみると、activeモードのFTP (File Transfer Protocol) は通るけど、passiveモード (PASV) のFTPだと通らないようだ。activeモードは特定のポート番号を固定的に使うのに対して、PASVは動的にポート番号を振るのだが、どうやらファイアウォールで使えるポート番号を極端に制限しているので、PASVが割り振ったポートが塞がっていて通らないらしい。どうやら1月14日にサーバーOSを更新した際に、セキュリティ強化の一環でファイアウォールで塞ぐポートも増えていたようだ。それでは、PASVを可能にするために空けるポート番号は…と調べると、ええっ、こんなに広い範囲の番号を空けるの!?それぢゃファイアウォールなんてザルではないですか。うーむ、世の中のanonymous FTPサーバーは、こんなザル状態なのだろうか。 

Posted at 11:19 PM     コメントを読む/書く

















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