太陽に最も近い山はどこ(1)昼に太陽は空高く昇るわけですから、高度を上げるほど太陽に近付く気がします。地球で最も標高が高い山はチョモランマ(エベレスト,
サガルマータ;
8848m)です。
それでは、チョモランマ山頂が最も太陽に近いでしょうか?北緯27˚.59のチョモランマからは太陽は南の方角に見えますから、もっと南に進んだ方が太陽に近そうです。赤道付近の山が太陽に近そうですね。 それだけでなく、地球は球でなく、赤道方向に膨らんでいますので、同じ標高でも赤道付近は高緯度帯より地球中心から遠く離れています。地球上の山で地球中心から最も遠い地点は、エクアドルの最高峰チンボラソ(6310m, 南緯1˚.28)です。 では、ここが太陽に最も近い地点なのでしょうか?考え始めると、結構複雑な問題なのです。地球上のある地点と太陽との距離に拘わる要素としては、 1. 地球の公転運動による地球−太陽間の距離変化 2. 月の公転運動によって地球が振り回される影響 3. 地球が球ではなく、洋梨形にひしゃげている影響 4. 山の標高 があります。その他、惑星の運行による影響もあるでしょうがそれは割愛します。それぞれの要素を次回から順番に考えてみましょう。 Posted: 水 - 1月 5, 2005 at 07:26 AM コメントを読む/書く |
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HaloScanサーバーの時計狂いは気付いたら直っていました。米国の夏時間が終わったからかな。(2004.12.13記)
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