太陽に最も近い山はどこ(最終回)5回にわたってこの話題を続けてきましたが、太陽までの距離を最も大きく左右するのは地球の公転軌道であり、近日点通過日において太陽に最も近くなる山頂はアンデス山脈のAcamarachi山である、という結論に至りました。
注意したいのは、Acamarachi山頂が太陽に最も近い地点であるのは、太陽の赤緯が約-23°となる時期(1月4日前後と、12月8日前後)に限られるということです。太陽の赤緯は、±23.4°の範囲を1年間に渡って変化します。太陽の赤緯が0°となる春分・秋分の日には、赤道に近いChimborazo山頂が最も太陽に近い地点となるでしょう。赤緯が+23.4°になる北半球の夏至では、北緯23°付近の山が首位に立つはずです。太陽の赤緯によって入れ替わる、日替わり首位なわけですね。その中で、最短距離記録をマークするのがAcamarachi山、ということでした。 長々と役に立たない与太話にお付き合いくださりありがとうございました。(この項終わり) Posted: 水 - 1月 19, 2005 at 11:28 PM コメントを読む/書く |
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HaloScanサーバーの時計狂いは気付いたら直っていました。米国の夏時間が終わったからかな。(2004.12.13記)
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