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外回り営業さんの気持ちがわかった日 



8月5日に開催される「八重山高原星物語2006 」という、施設公開・科学実験のイベントに向けて、宣伝活動に奔走する。鹿児島市や薩摩川内市の小学校を訪問し、校長先生や教頭先生に面会して、「ぜひ生徒さんに来場してくれるようにお伝え下さい」とお願いする、営業活動だ。研究室のメンバーで手分けして、二人ずつの組みで10校ほどを訪ねてゆく。宣伝のポイントは

・校長先生ご自身に興味を持ってもらえるよう、デモ実験を用意する。私たちの組はスケスケ偏光実験を出しました。ちょっとウケたかな。
・「理科離れ」を食い止め、「科学って面白い」と思ってもらえれば成功、と目標を明確に。
・先生方が生徒さんに伝えるときの「案内のポイント」をまとめた、ガイド用パンフレットも用意する。
・「夏休みの自由研究のヒントになりますよ」と実利をアピール。
・単なる展示でなく、子供が工作したり体験できる実験がたくさんありますよ。
・「最先端の科学観測装置に子供が触れる機会ですよ」と希少価値も示す。

…などと、必死に営業トークを展開する。こちらの熱意が伝わったのか、好意的に聞いて下さる先生方が多くて、概ね好評でした。きっと、生徒さんたちにチラシを配付してくれることでしょう。
営業活動をすることのもう一つの利点は、実施する側の意識が高くなること。校長先生方に「ぜひいらして下さい」とお願いした手前、それだけの価値のあるイベントに仕上げなくてはならない。頑張って、いい企画を作り上げましょう。
当日好天に恵まれて、たくさんの子供たちが当日訪れてくれるといいな。 

Posted: 水 - 7月 12, 2006 at 12:02 PM      コメントを読む/書く


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