代打でVSOP-2の講義ボスが担当している「宇宙科学」の講義を、1回代打で勤めることになった。前日の夕方になって翌日午前の講義の代理を依頼される、なんてことにいちいち驚いていてはこの大学ではやっていけないので、もう慣れました。まあ、「VSOP-2のことを宣伝してきていいよ」と言われたので、これまであちこちでプレゼンテーションしてきた資料を大学1年生向けに焼き直すだけですけどね。VSOP-2が観測対象にするブラックホールについては興味を持ってくれたようで、眠る人をほとんど出さずに済みました。
講義の中で、次のような問いを出題してみました。 「地球は太陽の回りを公転しています。太陽がある日、質量はそのままで収縮し、ブラックホールになってしまったら、地球はどうなるでしょう?」 1. ブラックホールになった太陽に吸い込まれる。 2. そのまま公転を続ける。 3. 太陽を離れてどこかへ飛んでゆく。 半分以上の人が正解すると予想していたのに、正しい答えに手を挙げたのは1/3くらいでした。うーむ、物理って理解されていないんだなぁ。 「講義で学んだことを書いて下さい」と配った受講カードには感想がぎっしり書き込んであって感激です。200人分を読むのは大変ですけど、質問には答えるようにしますね。 Posted: 木 - 4月 20, 2006 at 04:09 PM コメントを読む/書く |
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HaloScanサーバーの時計狂いは気付いたら直っていました。米国の夏時間が終わったからかな。(2004.12.13記)
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