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納税意欲を削ぐ確定申告の煩雑さ 



生涯で2回目の確定申告を、今年はしなくてはいけないらしい。9年ぶりのことで、前回の経験なんて忘れているから、初体験みたいなものだ。さすがにIT化が進んだ現代では、国税庁のサイト で確定申告書を作成できるということで、早速アクセスして項目の入力を始める。給与所得に加えて、雑所得をちまちまと入力しなくてはいけないらしい。面倒なのが、源泉徴収済みと未徴収の雑所得が入り交じっていること。申告書には、税引き前の雑所得の合計と、源泉徴収額の合計とを記載する必要があるようだ。だけど、預金の利息については税引き後に振込まれた額しか通帳に記されていないので、税引き前の額と源泉徴収額はどうやって知ることができるのだろう。迷ったときはすぐ電話…とS銀行に問い合わせてみると、「そういいうものは出せない」という。ええー、それでは税務署に源泉徴収済みだということを証明できないではないですか。税引き後の利息を0.8で割り算すればいいのだろうか。端数の誤差がでるのはどうするの?税務署に行って聞いてこないといけないのかなぁ。給与所得者の私でこんなに面倒なのだったら、自営業の人はなんて大変な苦労を強いられているのか、想像もつかないぞ。 

Posted: 水 - 1月 18, 2006 at 10:03 PM      コメントを読む/書く


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