血液が不足する理由朝のニュースで、献血事業の問題を取り上げていた。必要とされる血液に対して献血で供給される量が40%を割っているという。その理由として、せっかく訪れたドナーでも安全上の理由から断らざるを得ないケースが多いことを挙げていた。花粉症対策の薬を飲んでいる人の血液を使うことができないとも紹介されていた。昨年一年間で672万人のドナーのうち、110万人について断らざるを得なかったという。しかし、その割合はせいぜい16%ではないか。562万人分は献血を受け付けたわけで、それでも不足しているというのは無駄使いしているのではないか?十分な量を供給するには、年間1400万人の献血を受け付ける必要があるという計算になるけど、日赤にはその体制があるのだろうか。今、献血ルームは休日に訪れると混雑で2時間待ちは覚悟しなくてはならない。これではドナーもためらうだろう。ドナーを増やそうと、献血ルームを快適にしたりお菓子を提供したりという努力もしているようだが、そんなのは枝葉の方策だろう。大切なのは、ドナーの安全と負担の軽減、それに献血することのメリットを提供することではないのか。例えば、通算20回献血した人は医療費の自己負担額3割を2割に軽減するとか。献血にメリットがない現状では、ドナーになるのは奇特な人に限られてしまうぞ。
Posted: 火 - 4月 19, 2005 at 08:13 AM コメントを読む/書く |
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