ヘッドランプは山歩きには欠かせないもので、たとえ日帰り山行でも必ず携帯することは常識です。私は10年前に購入した松下電器製のヘッドランプ(型番不明)を愛用してきましたが、白熱豆電球で光るため、単三アルカリ電池4本でせいぜい8時間くらいしかもたず、当然予備の電池が必要なことが不満でした。球切れも不安ですが、このヘッドランプはハウジングの中に予備球を保持するようになっています。
という条件に当てはまるものが見つからないので、躊躇していました。 |
ヘッドランプのレンズを開け、既存の白熱豆電球を抜きます。LED球はソケットから取り出して、電極をむき出しにします。LEDは極性を間違えると点灯しませんので、電極を基盤に接触させて極性を確かめてください。このLED球は向かって右が+、左が−です。また、ヘッドランプは白の配線が+、黒が−でした。 |
次に、LED球の電極に導線をハンダ付けします。導線の長さは3 cmもあれば十分でしょう。+の電極は脚の先端に、−の電極は付根にハンダ付けします。 |
LED球をヘッドランプに取り付けます。まず導線を両方ともソケット穴に通します。LED球をソケットにねじ込むと、うまい具合に固定できます。導線を取り回し、電極(金属板)にハンダ付けします。最後に、余計な接触などによるショートが発生しないか、気をつけてチェックします。 |
スイッチを入れて点灯することを確認したらできあがり。わずか1,000円でLED化できました。すでに2回以上テント山行に使用していますが、ほとんど電池が消耗する気配がなく、とても安心できます。白熱豆電球より明るいですし。 |