教育における利得とは入試の現場に立ち合って疑問に感じるのは、試験の点数が高い受験生だけを受け入れる、ということ。研究成果や優秀な人材輩出で大学が評価されるから、大学が優秀な学生を欲しがるのは当然のように思われています。
しかし、「入りがよければ出もよい」というのは、大学の手柄とは言えないのではないでしょうか。京都大学名誉教授の森毅さんは、「教育とは、アホを入れて賢くすること」と言っていました。教育事業を人間への投資と考えれば、その利得は [出 ÷ 入] で表せるでしょう。利得を大きくするには[出]を大きくする方向性だけでなく、[入]を低くする方向性もあっていいのではないでしょうか。あるいはパフォーマンスで表すなら [(出 - 入) ÷ コスト]という指標でもいいでしょう。 大学評価を成果の絶対値だけでなく、パフォーマンスで表すことはできないものでしょうかねぇ。 Posted: 水 - 8月 30, 2006 at 11:06 PM コメントを読む/書く |
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HaloScanサーバーの時計狂いは気付いたら直っていました。米国の夏時間が終わったからかな。(2004.12.13記)
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