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人生の目的は遺伝子とミームを残すこと 



科学には「根源的な問い」というものがいくつかあります。「宇宙はいつどのように始まったのか」「宇宙に終わりはあるのか」「物質の起源は何か」「生命はどのように誕生したのか」「地球以外に生命はいるのか」など万人に共通する疑問で、設問自体は単純ですが、科学的に答えるのはなかなか難しい課題です。その中に、「人は何のために生きるのか」というものがあります。この問いは宗教や哲学の問題であって科学ではない、と少し前まで思っていたのですが、リチャード・ドーキンス著「利己的な遺伝子」を読んで以来、科学的なアプローチもできると知りました。「人は死して遺伝子とミーム を残す」というのがこの本で述べられている主張で、私も全面的に同意します。どうしてそう考えるようになったのか、何回かにわたって考察しながら、ドーキンスのミームを拡散することに加担しようかと思います。言及してみたいトピックスは以下のようなものです。
・遺伝子も精神も物質に宿る
・自己複製のパワー
・少子化は遺伝子による支配からの解放
・宗教と伝染病
・マトリックスという経済的な世界
まとまりのない話で、自爆しそうな予感…。 

Posted: 木 - 9月 15, 2005 at 10:57 PM      コメントを読む/書く


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