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みかかに阻害されるインターネット接続 



自宅にブロードバンドのインターネット回線を引くために、西日本電信電話(みかか)にFLET'S光回線の申し込みをしたのが1ヶ月前。さんざん待たされた上に、「配線工事の調査は平日の9時から5時までの間でしかできません」と言う。仕方ないので5月23日の夕方に時間を設定していただけど、直前にどうしても外せない会議が重なってしまいやむなくキャンセル。次なる調査の日を設定しようとみかかに連絡すると、調査待ち行列の最後尾に並び直すのでさらに1ヶ月先になるという。とてもそんなに待っていられないぞ。
ここに至って、ようやく気付いた。みかかは、ブロードバンドの利用者をなるべく増やしたくないということに。IP電話利用者が増えると電話料金収入は減るし、ブロードバンドが普及するとダイアルアップでインターネットに接続する(私の現状)利用者も減る。電話料金収入源をなるべく囲い込んでおくにはどうしたらいいか…電話線を光収容にしてADSLを物理的に不通にしておき(これでKDDIメタルプラスなどライバルの参入ができなくなる)、一方で光ファイバー接続は申込み受付けのポーズを取りつつ工事を先延ばしにする。なるほど、独占企業としては当然の営利追求行動ですね。
仕方ない、みかかからは逃げよう。幸い、鹿児島でも電力会社系の光回線問屋がサービスを提供している。調べてみると、ウチもサービスエリア内のようだ。専用回線になるので料金は安くないけど、IP電話も使えるのでみかかに依存せずに済むのが利点だ。申し込みに対する応答も早いし、私の勤務時間外でも対応してくれるようだ。紆余曲折あったけど、ようやく光が差し込んできたかな。 

Posted: 木 - 5月 25, 2006 at 02:00 PM      コメントを読む/書く


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