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日本の天文学発展の功績 



この3月末に台長を退任するKさんと「天文学を語る研究会」が開催された。国内外からKさんと縁の深い研究者の講演が聞けたし、Kさんの本人からも天文学にかけてきた研究人生の思いを聞くことができたのは意義深かった。野辺山宇宙電波観測所, すばる望遠鏡, そしてアルマと、大型計画を実現させてきたK台長の功績は絶大で、おかげで私も観測天文学の面白さに浴してきました。「拡大路線がいつまでも続くはずがない」という批判の声もありましたが、「確かにいつまでも拡大が続くわけではないが、日本の科学における天文学の規模はまだまだ小さく、引き続き拡大が必要だ」というK台長の認識には私も賛同します。科学の他の分野とどのように相互作用して新しい領域を作り出すかが重要課題ですね。この点でも、学際交流を推進してきたK台長に学ぶことが多いです。 

Posted: 水 - 3月 8, 2006 at 11:08 PM      コメントを読む/書く


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