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干渉計原理主義者の葛藤 



教科書の中で「電波干渉計」のパートを分担執筆中なのですが、〆切が迫っているのに完成がまだ遠くて焦っています。干渉計の原理を近似などを使わずに忠実に説明すると微に入りすぎて話の筋が悪くなるし、かといってエッセンスだけをかいつまんで本質の理解に重点を置いた流れにすると「そこは厳密には成り立つとは限らないじゃん」とツッコミを入れるもう一人の自分がいるし…教科書ってのはどこまで詳しく書くべきなのか見極めが難しい。執筆依頼の話を頂いたときに、干渉計サマースクール用の教科書を書いた経験があるからまあ何とかできるだろう、と軽く考えていたのですが、甘かったですね。自分で招いた修羅場でシュラシュシュシュ(意味不明)。 

Posted: 火 - 11月 29, 2005 at 05:38 AM      コメントを読む/書く


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