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ケチで欲張りな2σの攻防 



新発見のスペクトル成分をネタにした論文を執筆中。検出は十分に有意なのだが、その時間変化の有無を検証しようとすると、有意水準ギリギリの2σの差。時間変化が有意なら、考えているモデルを支持する強い証拠となるのだけれど、これを盛り込むかどうかは悩ましいなぁ。手にしたデータを最大限に有効利用しようと欲張ると、有意かどうかのグレーゾーンに踏み込むこんで悶え苦しむ、というのはケチな人間の性ですね。 

Posted: 月 - 6月 14, 2004 at 11:42 PM      コメントを読む/書く


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