金星の太陽面通過:楽しみ方あれこれ6月8日に起こる金星の太陽面通過は日食の一種とも言えますが、122年振りという珍しい現象です。最も安全かつ面白く楽しむ方法は、望遠鏡を使った投影法で見ることです。太陽を直接見ないので目を傷める危険がないし、拡大できますので、太陽の約1/30の大きさを持つ金星のシルエットを見ることができるでしょう。国立天文台やアストロアーツ
のサイトで詳しい情報を知ることができます。これらのサイトにはインターネット中継で楽しめるリンク集もあるので、たとえ曇ってもネットで楽しむことができると思われます。
以下、マニアックな人向けの変わった楽しみ方を紹介します。 ■ 野辺山太陽電波観測所 :電波へリオグラフという、太陽の電波動画を撮り続けている装置です。電波なので曇っても観測できます。 ■ SOHO衛星 :地上150万kmの軌道上からは残念ながら金星が太陽面を通過しないのですが、コロナを背景とした影絵が期待できます。 ■ TRACE衛星 :太陽面通過を見ることができます。衛星の軌道運動によって、軌跡がふらつくのが面白いです。 ■ ようこう衛星 :すでに落下した衛星ですが、過去の水星の太陽面通過の写真は参考になるでしょう。 今回を見逃したら次回は2012年。その次は2117年です。 Posted: 木 - 6月 3, 2004 at 10:20 PM コメントを読む/書く |
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HaloScanサーバーの時計狂いは気付いたら直っていました。米国の夏時間が終わったからかな。(2004.12.13記)
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