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スカイマーク手抜き整備の余波 



和歌山大学で開催される天文学会に参加するため、和歌山へと向かう。午前10時のセッション開始に間に合うには、6h40m羽田発関西空港行きJALに乗ればよい。近頃JALは不具合続きなので避けたかったけど、ANAの始発は6h45mなので、5分の差でJALを選択していたのだ。
ここで話は2日前に遡る。出発日の間近になって、旅行代理店のN換案内トラベルから「6h40mの便はキャンセルになった」と連絡が入った。というのは、実はこの便はスカイマークとの共同運行便で(そんなこと初めて知ったぞ)、整備の手抜きが発覚したため機体の都合がつかなくなったのだという。そこで、「1便遅らせた7h00m発に変更してくれ」と言われたのだ。それでは学会のセッション開始に間に合わないではないか。せめて6h45m発のANAに変更できないかと尋ねると、「可能だが、当日にまずJALのカウンターで変更手続きをした後に、引換証を持ってANAのカウンターに行ってくれ」という。あの…JALは羽田空港第一ビル, ANAは第二ビルと、ターミナルが分かれているではないですか。ただでさえ時間の余裕のない早朝便なのに、離れた二つのターミナル間を走らないといけないとは、果たして間に合うのだろうか。ANAの座席は確保されるのでしょうね、とN換案内トラベルにも確認をとると、「それはもうバッチリです」と言われたので、まあ一応は安心していた。
そこで、当日。混み合うJALのカウンターで変更手続きが手間取り、ANAのカウンターにたどり着いたのが出発20分前。5分ほど列に並び、カウンターに引換証を出すと、「お客さまのお名前では予約を承っていません」と言われる。おーい、N換案内トラベル、どーなってるんだ!? 幸い、まだ空席があるとのことで何とか6h45m発の便に乗ることができ、関西空港から和歌山市駅を経て、会場の和歌山大学に9h40mにたどり着くことができました。
こんな綱渡りを経験するのだったら、最初からANAにしておけばよかった。 

Posted: 月 - 3月 27, 2006 at 01:02 AM      コメントを読む/書く


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