Top    

マヌケな高原列車の旅 



上部委員会に出頭してプロジェクトの科学的意義について説明せよ、との命を受け、野辺山に出張。4h43m武蔵境発の中央線始発に乗るなんて、まるで山へ行くようだ。快晴の青空に八ヶ岳が映える景色を小海線の車窓から堪能して、野辺山駅に8h21m到着。観測所までは楽しい高原のお散歩だ。
9h55mに会議室に行くと、TV会議の用意がされていて、三鷹の会議室に委員会の面々が集まりつつある様子が映し出されている。あれっ、委員会は野辺山開催ではなかったの？聞いてみると「三鷹に変更って、メールで流したでしょ」と委員長のKさんに言われる。マズイ、見逃していた！
このまま野辺山からTV会議で参加してもいいけど、私の報告はそれでは細かい部分が伝わらない。報告は午後なので、急いで三鷹に戻れば何とか間に合いそうだ。時刻表を調べると、10h10m野辺山発の小海線に乗って戻れば13h34mに着けるので間に合うけど、それを逃したら次の列車は1時間以上後だ。あと10分しかないじゃん。でも清里なら10h23m発だから、車で行けば間に合いそう。小海線は単線なので、すれ違いのために清里に長時間停車するのだろう。こういう時に頼りになるのがUさんで、恥も外聞もなくお願いして、清里駅まで車で送っていただき、列車に乗ることができた。ありがとうございます。委員会に13h55mに合流して報告できました。ふぅ、冷や汗…。全く意味のない出張をしてしまった。時代が違えば切腹を仰せつかってもおかしくないな。
多少のドジには慣れている自分でも、さすがに今回の失態は周りの人に迷惑を掛けて恥ずかしかったです。ここに書いて恥をさらすのを躊躇ったけど、反省を込めて書き残します。 

Posted: 火 - 8月 30, 2005 at 11:50 PM      コメントを読む/書く

© Kameno external memory