自転車で登戸駅まで行って5h49m発急行に乗る。好天の連休初日とあってザックを背負った人が多く、混雑している。本厚木を過ぎるまで立ちづくめ。渋沢で降りると、大倉行のバス停には長蛇の列。通勤バス並みの混雑だ。 |
二俣のせせらぎ |
8h35mに二俣到着。小川のせせらぎの脇でバナナを食して糖分補給すると眼が覚めてきた。ついでに日焼け止めを塗って紫外線対策。 二俣からが本格的な登りだが、道はよく整備されていてキツイ登りでもなく快適。40分ほどで後沢乗越を過ぎ、鍋割山山頂をめざす。道の脇に伸びる草(ウラシマソウというのだそうです)が、「はるか」衛星のフェアリング収納時(右)と展開時(左)みたいで面白いので写真を撮る。 |
鍋割山荘 |
10h20mに鍋割山到着。富士山が雲の上に頭を出している。山頂は山桜が咲く芝生の庭で、のどかでくつろげる。ポカリスエットとバナナで水分と糖分の補給。 |
鍋割山頂は芝生の庭園のよう |
鍋割山から富士山を眺める |
鍋割山から檜洞丸方面 |
鍋割山から蛭ヶ岳方面 |
鍋割山から塔ノ岳までの稜線は極端なアップダウンもなくて歩いていて楽しい。檜洞丸-蛭ヶ岳-丹沢山-塔ノ岳と連なる稜線がよく見える。所々に山桜が満開になっていて目を楽しませてくれる。 やがて花立で大倉尾根と合流し、階段を登り切って塔ノ岳山頂に11h30m到着。山頂は大混雑。ここで昼食だ。今回は時間節約のために弁当を持ってきている。スパゲティにシチューをぶっ掛けた残り物メニューだが、山では何でもうまく感じられる。平らげた後は荷が軽い。 |
大混雑の塔ノ岳山頂 |
丹沢山までの稜線はよく整備されていて、人通りも多い。すれ違いが多くてちょっとうんざり。途中の竜ヶ馬場というカヤトの原で12h25mに休憩。丹沢山には12h47mに到着。 |
ここから宮ヶ瀬湖まで11 km続く東尾根は人通りがぐっと少ない静かな道だ。標高1375 mの瀬戸沢ノ頭までは300 mくらい一気に下った後に100 mの急坂を登り返す。標高1352 mの太礼ノ頭までも100 mくらい下ってから同じだけ登り返す。円山木ノ頭 (1360 m) や無名ノ頭までも下りと上りを繰り返し、14h14mに1345 mの本間ノ頭に到着。巻き道を作らずにいちいちピークを通過するところに、登山道を拓いた人のこだわりが感じられる。 |
やがて下山路からゴールの宮ヶ瀬湖も見えるようになってきた。宮ヶ瀬湖周回道路からのバイクの騒音が断続的に響きわたり、静かな山歩きの雰囲気をぶち壊してくれる。高畑山や御殿森ノ頭などにはさすがに巻き道がついているので楽できる。16h20mに宮ヶ瀬登山口に到着。 最寄りのバス停は三叉路だが、何もない道路脇で16h50mまで佇むのもつまらないので始発の宮ヶ瀬バス停まで歩き、本厚木行に乗り込んで帰路についた。 |
東尾根の稜線から宮ヶ瀬湖が見える |