高尾・陣馬間から眺めた富士山

高尾山・陣馬山・生藤山 山行記録

2001年10月14日


 高尾山 (599 m) は多摩地区に住む人にとって最も手軽に登れる山で、京王線高尾山口駅が登山口だし、歩きたくない人もケーブルカーを利用できる。陣馬山 (857 m)も人気の低山。今回はさらに欲を張って生藤山 (991 m)まで脚を伸ばしてみた。

調布6h08m−(京王線)→高尾山口駅7h00m→高尾山7h51m→陣馬山11h09m→生藤山13h51m→上川乗15h34m

経路図はこちら

 

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前日に思い立って陣馬山に行ってみたくなった。高校時代に何度も望遠鏡を担いで登った山だ。今回は歩くことを主目的として、高尾山口からスタートしてみよう。高尾山1号路はずっとコンクリートの道でちょっと面白くない。ケーブルカー山頂駅を通過し、薬王院を経て、7h51mにあっけなく登頂。よく晴れているので東京方面が見渡せる。

 

高尾山山頂

高尾山山頂にて

 

高尾−陣馬間から眺める富士山

遠くに霞んだ富士山

次に城山に向かう。やっと山道らしくなったが、人気の稜線だけによく整備されている。ランニングする人多し。城山を通過した辺りで遠くに富士山が霞んでいる。麓には相模湖。小仏峠からは中央道が大渋滞しているのが見える。景信山を通過し、堂所山を巻いて一路陣馬山へ向かう。

陣馬山頂から北西方面・生藤山方向

陣馬山から北西の、これから進む生藤山方面

 

陣馬山頂から東京方面

東方向・東京の街並み

11h09mに陣馬山到着。いつ来ても眺めの良い山だ。山頂にそそり立つ白馬像も相変わらず。高校生の頃に流星観測をしたベンチもそのままで懐かしい。ここで昼食にしよう。サラダ用スパゲティを茹でようとすると、箸を忘れてきたことに気付いた。ベンチを同席した中年夫婦に割り箸を恵んでもらう。たらこスパソースを掛けて食す。箸のお礼にミカンを差し上げると、さらにそのお返しにおかずをたくさん差し出されてしまった私の貧相な食事をよっぽど憐れに思ったのだろうか。
陣馬山を後にして和田峠まで一旦降りる。たくさんの家族連れが登ってくるのに出会う。和田峠から生藤山へ向かう稜線に入るとぐっと静かになる。途中、軍刀利神社の本社を通過。参道のある麓の上野原・井戸集落にも、高校時代には天体写真を撮りによく遠征したものだ。茅丸の山頂は1012mあって生藤山より高いのだが、あまりに地味な山頂だ。

 

茅丸を振り返る

生藤山から茅丸方面を振り返る

 

生藤山頂の標識

生藤山の山頂は地味です。

生藤山頂に13h51mに登頂。南側は開けているが、霞で富士山は見えなかった。ちょっと休憩しただけで早々に地味な山頂を立ち去る。井戸集落から眺める生藤山は立派なのに、登ってみるとこんなものかと思う。
熊倉山を通過し、浅間峠を右に折れて下り始める。上川乗に15h34mに到着。あまり達成感はなかったが、それなりに体を動かして楽しかった。武蔵五日市行きのバスで帰途につく。

 

上川乗の清流

上川乗の清流


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最終更新日 : 2003年11月11日

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