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ヤマダ電機での化かし合い 



研究室で使う共用の電気ポットを物色。職場では毎年1%ずつの省電力を求められているので、保温時の消費電力を節約できるVE (Vacuum Electric) 魔法瓶が望ましい。飲用湯を沸かすので安全性を考えてMade in Japanに限って探すと、象印のCV-FY30 が、容量が3.0ℓと十分で、保温時消費電力が16 Wと少なく、値段もお手ごろでよさそうだ。近所の電器店で値段をいろいろ当たってみると、ヤマダ電機で10,800円+1%ポイント還元というのが最安値のようだ。
ヤマダ電機の陳列棚には、CV-FY30と並んで容量が2.2ℓと小振りのCV-FY22に9,780円の値札が付いている。1,020円の差かぁ…。どちらにしようか逡巡していると、CV-FY22の在庫が見当たらないことに気付く。そこで敢えて、店員さんに
「こちらのCV-FY22をください」
と言ってみる。店員さんは一当たり在庫を調べてから
「こちら、在庫切れですね。申し訳ありません。こちらのCV-FY30なら在庫があるのですが…」
「CV-FY22より高いですねぇ」
「少しお下げしますから。10,000円までならできます。220円の差ですよ」
おお、思惑通りの展開だ。
「そんなに引いてくれるのですか。それでは、CV-FY30をもらいます」
「ありがとうございます」
というわけで、本命のCV-FY30を800円値引くことに成功しました。
こんなことで喜んでいる私は小市民。ヤマダ電機からすればきっとよいカモなのでしょう。百戦錬磨のヤマダ電機店員のことですから、CV-FY22を在庫切れとしておくことで、より高額商品であるCV-FY30の購入へと誘導することなど、赤子の手をひねるも同然でしょうね。まあ、お互い納得して商談が成立したのですから、よしとしましょう。 

Posted: 日 - 1 月 6, 2008 at 11:22 PM      コメントを読む/書く


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