金峰山頂を見上げて

金峰山

1991年10月


 金峰山(きんぷさん、信州の人は「きんぽうさん」と呼びます)は2,599 mの標高を持つ奥秩父の秀峰で野辺山からはすぐ近く、ということを野辺山観測所のKさんに教わり、では8人の仲間が集まって登ってこようということになりました。正確な日付や時刻の記録がなく、記憶に頼ってレポートを書いていますので、間違いがあるかもしれません。

瑞牆山荘 → 富士見平 → 大日岩 → 千代ノ吹上 → 金峰山頂 → 復路逆順

 

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みずがきやまをとなりに眺める

となりに瑞牆山(みずがきやま)

野辺山から登山口の瑞牆山荘までは車で1時間足らず。小川の流れる里山平を歩いた後に急坂をこなして富士見平へ。瑞牆山への道を左に分けて深い樹林帯をゆく。あちこちの紅葉が美しく、道脇にはキノコがいっぱい。特にベニテングダケは派手でよく目立つ。大日小屋を過ぎると巨岩の間を縫うように道が続く。

やがて瑞牆山を見下ろすようになってくる。岩だらけの山容がとても個性的だ。千代ノ吹き上げからはめざす山頂の五丈岩が目前に迫る。富士山も雲の上に頭を出している。

 

千代ノ吹上付近から山頂を見上げる

金峰山頂はもうすぐ

 

五丈岩

金峰山頂の五丈岩

山頂に到着。高曇の天気だが眺めはまずまず。食事を摂ってのんびりと過ごす。Kさんがボルダリングのイロハを私に教えてくれる。五丈岩はちょっと手強かったけど何とか登ることができた。私は煙じゃないけど高いところは好きなのです。

 

みんなで富士山を囲んで

みんなで富士山を囲んで

富士山と一緒に記念撮影した後に、来た道を戻る。下山路ではキノコを眺めるのが楽しみだったのに、Mさんが「邪悪なヤツ」とばかりにベニテンを狙って杖で撃破してゆく。のんびり歩いて瑞牆山荘に到着。みんな満足できた山行でした。

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最終更新日 : 2003年11月16日

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