北岳山行 1992年9月20日 | |
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日程 | 1992年9月20日 (日帰り) |
参加者 | 亀野 誠二(単独) |
コース | 広河原5h20m → 二俣7h10m → 肩の小屋9h00m → 北岳山頂10h00m/11h10m → 八本歯のコル → 二俣12h20m → 広河原14h25m |
新しい登山靴 (ザンバラン フジヤマ) のデビュー戦。薄暗いうちに好天の広河原を出発する。沢沿いの樹林帯をざくざく登る。何ヶ所か過ぎる徒渉点の沢の水が冷たい。「落石注意」の看板がある崖の際は道幅が狭くて緊張する。この場所は翌月に大崩落によって通行できなくなり、以後迂回路が付けられた箇所だ。7h10mに二俣到着。雪溪の雪でかき氷を食べようかと思っていたが固すぎるので断念。右俣の急登を小太郎尾根めざして登る。シナノキンバイの大群落がこの時期でも咲いていて美しい。小太郎尾根に着くと大展望が開け、甲斐駒・仙丈が目前に迫る。ウラシマツツジの真っ赤な草紅葉が、岩肌の白さとハイマツの緑に映える。岩陰には霜柱もあり、3,000mの稜線ではもう秋から冬が訪れていることを知る。9h00mに肩の小屋を通過。10h00mに登頂。木曾山脈や飛騨山脈の眺めに見入る。南には間ノ岳が聳えるが、以南の山の多くは間ノ岳に隠されてしまうのが残念。山頂で昼食を摂り、11h10mに下山開始。八本歯のコルを経由して険しい下り坂。新しい靴ということでまだ慣れてないためか、靴擦れの痛みを感じ始める。12h20mに二俣を通過。14h25mに広河原に到着。芦安温泉に寄ってから帰る。 |