赤石小屋から見上げる赤石岳

悪沢・赤石岳 山行記録

2003年8月30日 - 9月2日


 やっと夏休みが取れた8月末、以前から行ってみたかった赤石山脈に挑戦してみた。最初は悪沢・赤石・聖と欲張ってみたかったのだが、どうしても日程が一日足りなくなるので、椹島(さわらじま)を起点に悪沢岳と赤石岳を巡る定番ルートにした。

第1日 (8月30日) 自宅−(自転車) → 登戸5h31m−(小田急線) → 小田原6h38m/52m−(新幹線) → 静岡7h38m−(しずてつバス) → 畑薙第一ダム11h30m−(送迎バス) → 椹島12h20m

第2日 (8月31日) 椹島ロッジ5h10m → 蕨段9h55m → 駒鳥池11h21m → 千枚小屋12h00m

第3日 (9月1日) 千枚小屋4h10m → 千枚岳5h15m → 悪沢岳6h36m → 荒川中岳7h36m → 荒川小屋8h45m → 小赤石岳10h47m → 赤石岳11h14m → 富士見平13h17m → 赤石小屋13h50m

第4日 (9月2日) 赤石小屋6h00m → 椹島8h39m −(送迎バス) → 畑薙ロッジ−(しずてつバス) → 静岡−(新幹線) → 小田原−(小田急線) → 登戸

経路図はこちら

 

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第1日 (8月30日)

自転車で登戸まで向かおうとするが、ペットボトルホルダーを忘れたのに気付き、取りに戻る。しかしこのとき、もっと重大な忘れ物である腕時計に気付かなかったのは不覚だ。登戸まで自転車を漕ぎ、5h13mの小田急線に乗る。6h38mに小田原に到着し、6h52m発のこだまに乗り込む。新幹線で山に行くのは初めてで、ちょっと違和感がある。7h38mに静岡着。KIOSKや土産物店に腕時計を探すも見当たらない。以後、時刻はデジタルカメラの時刻表示とラジオだけが頼りだ。しずてつバスに乗り込む際に計量があり、10 kg を裕に越えているザックには荷物料金が課せられると車掌から告げられる。合計3,830円であった。約3時間のバスの長旅。横沢の休憩所で自家販売のトマトを買い求め、バスの中で食す。畑薙ダムまでに客は私一人になった。

 

東海フォレストの利用券

東海フォレストの利用券

ダム堰堤手前のバス停ではすでに椹島ロッジの送迎バスが迎えにきてくれている。ここで「利用券」3,000円を支払う。ロッジに宿泊する際にこの3,000円分を差し引いて請求される仕組み。白タク行為が禁止されているがゆえの、東海フォレストの苦肉の策なのだろう。東海フォレスト経営の小屋に宿泊を余儀なくされるので、若い頃なら反発を感じたかも知れないが、椹島ロッジに宿泊すると決めてしまえば無料の送迎バスなのだから十分に納得がいく。それどころか、東海フォレストは登山に対して実に理解があると思う。

送迎バスは私一人だけを乗せて11h30mに出発。ダート道の揺れに身を委ねて、12h20mに椹島ロッジ到着。受付を済ませ、部屋に荷物を置いて落ち着く。8畳間の部屋は、山小屋というよりは民宿か合宿所といった造りだ。

 

椹島ロッジのレストハウス

椹島ロッジのレストハウス

 

登山口付近の滝

登山口すぐの所にある滝

16h00mからの入浴時間まで間があるので、まず明日の登山道取り付きを偵察。林道から脇に登山道入り口がある。いきなり小橋の崩落個所があり、それを越えると立派な滝の前面を通過する。つり橋を渡るところまで下見して引き返す。一旦椹島ロッジまで戻り、神社で山行の無事を祈念。レストハウスで腕時計を売っているか尋ねたが、無いものねだりというものだ。

千枚岳方面へのつり橋

千枚岳方面へのつり橋

さらに時間があるので鳥森山まで行ってみる。登り1時間、下り30分とのことで、足慣らしに適している。急斜面をつづら折りで登り詰めてからは比較的緩やかな傾斜の道をしばらく進み、登頂。山頂からは赤石岳や聖岳が見えるのだろうが、稜線付近は雲の中。一服した後に早々に引き返す。
16h00mから入浴。この山奥でありがたいことだ。部屋に戻ると同室になる二人組が入ってきた。17h00mから夕食。牛皿やエビフライなど豪華なもの。食堂は3-40人ほどでにぎわっており、同席した65歳の男性は毎日新聞のツアーに参加しているという。これから悪沢-赤石を巡るそうで、私と同じルートだ。実際、このあと何回か出会った。
夕食後に早々に就寝。ところが、同室の男の大地を揺るがすような大いびきで目が覚めてしまった。耳栓を着けて再び眠る。


第2日 (8月31日)

3時頃に一旦目を覚ますと雨が降っている。早立ちして荒川小屋まで行こうと思っていたのに出足をくじかれた。出発を躊躇して再度布団に潜り込むが、4h30m頃にもう一度起きるとやや小降りになっているので出発を決意。雨具を着込んで5h10mに出発。昨日下見しておいたつり橋までゆっくりと進むが、あまり調子が上がらない。山歩きは4ヶ月前の丹沢以来だから、脚の筋肉も衰えているのだろう。つり橋を渡ってからが本格的な登り。とにかく心拍数を上げないように注意しながらゆっくりと足を運ぶ。西向き斜面のトラバース道を塞ぐように大きな崩落個所があり、そこを高巻いて道が付いていて、エアリアマップ「山と高原地図」とはコースが異っている。1437m峰の山頂を通った後に一旦下る。地図と異るので、道迷いしないよう方位を確かめながら進む。小雨の降る中視界は10mほどしか得られず、展望から現在地を確認することが難しい。送電線の鉄塔脇を通り、急登してから林道に出て、道が正しいことが確認できた。
林道から再び急登があり、やがて小石下の広場に出る。雨は小やみで稜線もガスの合間から時折顔をのぞかせる。緩い傾斜を登ってゆくと地図にある通り林道を再度横切る。また雨が降りはじめた。

坂の途中に「清水平」という湧き水があり、ここで水を1.5リットル補給。この水は硬度があってうまい。やがて標高2073mの蕨段に到着。デジカメで写真を撮って時刻を見ると9h55mで、ここまでコースタイム3h45mのところを4h45mかかっている。ゆっくりを心がけたとは言え、遅い。荒川小屋まで行くのはあきらめ、今日は千枚小屋までという行程にしよう。この雨の中を悪沢岳に登っても楽しくないだろうし。だんだん歩くのがイヤになってきた頃に駒鳥池に到着。苔むす中の池は神秘的な雰囲気で、「もののけ姫」のシシ神が登場する池を想起させる。ここからは特に急な道も無く、12h00mに千枚小屋に到着。

 

こまどり池

駒鳥池

千枚小屋の「パオ」

千枚小屋の「パオ」

濡れ鼠の状態で受付を済ませる。小屋番曰く、稜線は風が強くて引き返した人もいるとのことで、やはり荒川まで行くのは無理だったようだ。テン場は5分ほど歩いた先で、コメツガの森の中にある静かなサイト。糠っていないところを探し、雨が小やみになった一瞬に素早くテントを組んで荷物を入れる。この日テントを張ったのは私一人だった。テントの中で濡れた雨具を脱ぎ、スラックスとTシャツを体温で着干ししようとするが、寒さに我慢できなくなる。千枚小屋でお茶を飲みながらストーブで乾燥させてもらおう。小屋には毎日ツアーの団体が到着しており、休憩室や屋外の「パオ」は満席状態。玄関のストーブに当たっている3人のオバサマたちに「こっちおいでよ」と招かれる。小屋番にハンガーを貸してもらい。コーヒーを注文。しばらくストーブに当たって服を乾かしながら、オバサマたちと歓談(というよりは彼女達の一方的な攻めに、受け身になっていただけだが)。

3h30m頃に服もある程度乾いたので礼を述べてテントに戻る。夕食は茹でマカロニにパスタソースを掛けた貧相なメニューで、茹汁は海藻スープにする。しかし湯を沸かしているときにうっかりこぼしてしまい、寝袋などを濡らしてしまった。スイムタオルで拭き取るが、湿った感触は戻らない。夕食後、なかなか寝つけないのでラジオを聴く。ふと外を見ると、雲の切れ間から星が見える。天頂付近にベガ、東には火星がひときわ明るく輝いている。明日の好天を期待する。

第3日 (9月1日)

 

千枚岳山頂

千枚岳山頂にて

2h50mに起床。チゲスープに餅をぶち込んだ朝食を採り、行動を始める。雨が止んでいるので撤収は楽だが、テントは湿気を含んで重い。4h10mに出発。すでに薄明で、千枚小屋にはご来光を待つ人がテラスに出ていた。しばらくお花畑の中の急登。ミヤマトリカブトやマツムシソウなどの青系の花が多い。やがてハイマツ帯に入ると風が強い。足を置く場所が風で流される感じで、15 - 20 m/sくらいだろうか。
千枚岳に5h15m登頂。ガスの中で視界は10m程度だが、ともかく山頂の標識を撮る。

ここから悪沢岳への登りではさらに強風の連続。幸い雨ではないが、ガスが流れてまつげに水滴がつく。適度に涼しくて快適ではある。山並の展望は全く得られないが、足下のマツムシソウの群落は見事なものだ。3032mの丸山を通過すると、巨石の中を進むようになった。6h36mに悪沢岳に登頂。3141mで今回の最高峰である。だが展望は一切得られず、標識を撮影するだけ。風も強いので早々に立ち去る。

 

悪沢岳山頂

悪沢岳山頂

 

中岳避難小屋

中岳避難小屋

 

荒川中岳山頂

荒川中岳山頂

 

荒川前岳山頂

荒川前岳山頂

次に荒川中岳をめざす。もったいないほどに急降下。視界も悪く風が強い中では無心のまま歩くより他にない。7h31mに中岳避難小屋を通過し、7h36mに荒川中岳に登頂。ここでも標識を撮るだけ。少し下ると塩見岳方面への分岐点だ。ここにザックをデポして荒川前岳山頂へ空身で行ってみる。7h48mに到着。西側が大きく崩壊しており、山頂の標識も風前の灯火。

 

雷鳥に遭遇

雷鳥に遭遇

荒川小屋へはお花畑の中を急降下する。ここのお花畑は広大だが、ほとんどの花は見ごろを過ぎていて残念。すこし西側へ巻くとハイマツ帯の中のつづら折りを下る。ここで雷鳥に遭遇。1羽だけだが大きい。しかし私の姿を見て逃げてしまい、遠くからしか撮ることができなかった。

雷鳥の写真その1

雷鳥の写真その2

荒川小屋に8h45m到着。ここでしばし休憩。コーヒーを注文し、小屋番のお爺さんとしばし歓談。昨日の稜線の強風はすさまじく、大聖寺平まで行ってみたが引き返した人がいるそうだ。9h10mに出発。確かに大聖寺平の付近は風が強かったが、昨日ほどではないのだろう。広河原小屋への道が右に分岐する地点を通過し、大きなケルンのある方へ歩む。ここから小赤石までは砂礫のつづら折り。こういう道でのスリップは体力を消耗するので、ゆっくりと着実に進むよう心がける。展望が無いので現時点を把握するには高度計と勘が頼り。

 

ミヤマトリカブトの花

ミヤマトリカブト
荒川小屋近くにて

 

チングルマの花

チングルマ
荒川小屋近くにて

 

小赤石岳山頂

小赤石岳

小赤石岳に10h47mに到着。またも山頂の標識を撮影するだけ。わずかな下りで赤石小屋への分岐点に到着。ここで今日初めて他の登山者に遭遇。ザックをデポして空身で赤石岳をめざす。11h14mに、赤石山脈の盟主・赤石岳に登頂した。しかし例によって展望の無い中標識を撮るだけ。山頂標識のコレクションなんてつまらないものを作っているようだ。

 

赤石岳山頂

赤石岳山頂

 

赤石岳東側のカール

赤石岳東側のカール

 

北側の沢をトラバース

北側の沢をトラバース

ここまでくれば後は赤石小屋まで下るだけで、やや時間に余裕ができたので赤石避難小屋でお茶をいただいて休憩にする。小屋番に、「どこから来てどこへ行くのか」と尋ねられたので、反射的に「過去から来て未来に行きます」とか「ゆりかごから来て墓場に行きます」といった言葉が思い浮かぶが、無難に「千枚から来て赤石小屋に行きます」と答えると、「荒川から引き返したんじゃないの」と言われる。何のことか分からなかったが、面倒なので深入りしないことにした。

 

遠くに赤石小屋が見える

遠くに赤石小屋が見える

 

赤石岳東面のお花畑

赤石岳東面のお花畑

 

マツムシソウ

マツムシソウ

 

赤石沢北沢

赤石沢北沢

ザックをデポした地点に戻ると徐々に視界が良くなってきて、東側のカール地形の底に雪溪が残っている様子が見える。道はカール北側の小稜線を下る。ザイテングラートのような地形。さらに北側の沢をトラバースしてから二つの沢の間につながる稜線を下る。めざす赤石小屋の赤い屋根が見えている。稜線が終わり沢を横切るところはまたもお花畑で、クルマユリやマツムシソウが多い。沢をいくつも横切って大蔵尾根に合流。途中で大きなクガビルに遭遇。

 

巨大なクガビル

巨大ヒルに遭遇

 

富士見平からのパノラマその1

富士見平からのパノラマその1

 

富士見平からのパノラマ2

パノラマその2

 

富士見平からのパノラマ3

パノラマその3

稜線の途中の小さな頂に登るとそこが富士見平で、晴れていれば悪沢・赤石・聖の大展望が得られるのであろうが、稜線は雲の中だ。ここで二人(夫婦?)のパーティに出会う。富士見平から赤石小屋へは30分ほどの下り。途中でポツポツと小雨が降り出したので、急いで13h50mに赤石小屋に到着。大学生風の4人くらいのパーティが小屋のテラスで食事をしていた。受付を済ませ、小屋下の崖っぷちのサイトにテントを張る。富士見平で会った二人連れも到着し、テントはこの3組だけのようだ。

 

赤石小屋前から眺める聖岳

赤石小屋前から眺める聖岳

 

今晩の宿

今晩の宿

水場までは5分ほど急斜面を下る。下る途中で夫婦のパーティとすれ違い、汲んだあとに登り返す途中で大学生のパーティとすれ違った。テントに戻ってから張り綱を樹間に張って、湿ったシュラフとシャツを干す。

その間に小屋前のテラスで昼食。マルタイ棒ラーメンに海藻サラダをぶち込んだ貧相な食事。食べていると大学生パーティのうち一人のお嬢さんがテラスにやって来た。私が「どちらに行って来られたんですか」と声を掛けると、「今日、椹島からここまで登ってきたんです」と言う。あすから赤石岳・荒川岳に登ってから往路を引き返すという。明日からは好天が期待できるので羨ましいかぎりだ。食事を摂りながらしばし歓談。礼儀正しい娘さんである。
食後にテントに戻り、よく乾いたシュラフを取り込んで少し横になる。17h30m頃にトイレに行こうと外に出ると聖岳が見えている。小屋前のテラスに出るとあの毎日パーティがすでに到着していて、千枚小屋で出会ったオバサマたちに再会する。またもや彼女らの機関銃のような会話に圧倒される。「テント見せてよ」などと言われるが、何とかかわして逃げ戻る。

第4日 (9月2日)

 

赤石小屋前から見上げる赤石岳

赤石小屋前から見上げる赤石岳

今日は椹島まで降りるだけ、約3時間の行程。送迎バスが出るのが12時頃なのでゆっくり出発すればいいのだが、5時に明るくなったところで目が覚め、朝食を摂った後にテント撤収を開始する。ちらりと赤石岳が見えるがすぐに雲に隠れてしまった。5h50m頃に毎日のツアーが出発するのを見送り、私も6h00mに出発。

 

大倉尾根からの東方の眺め

大倉尾根からの眺め

樹林帯の下りは単調だが、ベニテングダケ(と思ったけどトッピングがないからタマゴタケかな)をはじめとするキノコが豊富に生えているのを見るのは楽しい。やがて1時間ほどくだったところで毎日のパーティに追いついてしまった。約20名のパーティを追い抜くのは難しいので、彼らが休憩を取るまでは少し距離を置いて後ろを歩くことにしよう。

 

笠を開く前のタマゴタケ

ノーズフェアリング開頭

 

笠を開いたタマゴタケ

アンテナ展開成功

樹間から、富士山や一昨日登った千枚岳の稜線が見えることもあったが、大部分は展望のきかない樹林帯をひたすら下る。毎日パーティのペースで降りれば筋肉痛になることも避けられるであろう。
やがて樺段を過ぎたところで彼らが休憩を取ったので抜いてゆく。例のオバサマが「お兄さんが通るから空けてあげて」と大声を出してくれるので、スムーズに通過することができた。空には青空が広がり、木漏れ日が差すようになってきた。下山の日に晴れてくるのは皮肉だが、仕方がない。十分に楽しむことができたし、無事に降りることができればよしとしよう。最後に鉄製の階段を下りて椹島の林道に8h39mに到着。

 

椹島の空

椹島の空

 

テン場

テン場

 

大井川の河原

大井川の河原

椹島の売店にザックを下ろし、登山靴を脱いでサンダルに履き替え、受付でシャワー券を求める。汗と汚れを落せるのは本当にありがたい。ヒゲを剃り全身を洗っていると、若い男性が入ってきた。入浴後全て洗いざらしの衣服に着替えてさっぱりとした。売店前のテラスに戻ると毎日のパーティが到着していて、初日に会った物静かな男性や、例のオバサマに再会する。張り綱を張ってバンダナを干していると、オバサマに取り上げられて話のネタにされる。やがて10h頃の送迎バスで彼らが去ってゆくと、椹島には再び静けさが戻る。身も清まったことだし神社に無事に下山できたことをお礼参りにゆく。神社脇から椹島のテントサイトを眺めたり、河原への道があるので行ったりする。テラスに戻り、売店でコーヒーを注文して時間を潰す。売店とロッジのアルバイトのお嬢さん二人としばし歓談。物腰がやわらかく清楚な印象で、話していて楽しい。彼女らはここ1ヶ月ほど働いてきて、明日から休みなので赤石岳に登ってみるという。好天に恵まれることであろう。

 

椹島付近からの赤石岳

椹島付近からの赤石岳

12h20m頃に送迎バスがやってきて、赤石小屋でテントを張っていた夫婦二人組と、浴室で会った若い男性を合わせた4人が乗り込む。車中で話すと、この男性は赤石岳の稜線で出会った単独行の方であった。車中での山談義がはずむ。椹島を出てすぐのところで赤石岳を見上げるポイントで写真を撮る。畑薙ダムで夫婦は降りて自家用車で帰路につき、単独の男性と私は畑薙ロッジでしずてつバスを待つ。バス停にはさらに光岳から降りてきた単独行の男性が到着し、この3人でバスに乗った。17h30mに静岡駅着。こだま号で小田原に行き、小田急線で登戸に帰る。


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初出 : 2003年9月4日, 最終更新日 : 2003年11月27日

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