なんちゃってボ撮ルンです

なんちゃってボ撮ルンです

2004年7月17日


ペットボトルを使ってカメラを固定するためのアダプターです。三脚を持ち歩かなくても、記念撮影などはこれで十分用を足します。ヨドバシカメラの非売品のおまけに「ボ撮ルンです」というものがあると聞いたのですが、実物を見たことがなく、「きっとこんな物ではないだろうか」と名称から想像して、自作してみました。

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記念写真を撮るときなどは、カメラを三脚に固定してセルフタイマーでシャッターを切るのが一般的ですが、山歩きでは荷物をなるべく減らしたいので、三脚はできれば持ち歩きたくありません。一方、山歩きでは水分補給が欠かせないので、ペットボトルを水筒として持ち歩く人は多いことでしょう。ペットボトルの蓋にカメラを固定できれば、三脚の代わりに使うことができます。そこで、ペットボトルにカメラを固定するためのアダプターを自作してみました。
カメラを安定に設置するためには、ペットボトルに適量の水を入れて、十分に重くする必要があります。また、搭載するカメラはあまり重いものは無理です。写真1は撮影の都合上一眼レフを搭載していますがかなり無理があります。コンパクトデジタルカメラなら大丈夫です。

カメラを装着

【写真1】カメラを装着したところ。実際には一眼レフは重すぎて不安定なので、コンパクトデジタルカメラを装着してください。

ペットボトルの蓋

【写真2】ペットボトルの蓋に1/4インチねじを装着

用意するもの

・ペットボトルの蓋
どっかから拾ってきて、よく洗います。
・1/4インチねじボルト (長さ16mm)
カメラには1/4インチのネジ穴が切ってありますので、固定するボルトも1/4インチねじを用います。M6ねじは径が同じだけどピッチが異なりますので注意。
・1/4インチねじナット
ボルトをペットボトルの蓋に固定するために用います。
・ワッシャー
ボルトをペットボトルの蓋に固定する際に、スぺーサーとして用います。

材料費は104円でした。

作り方はとても簡単で、ペットボトルの蓋に5 mm径の穴を空け、ボルトを蓋の内側から通して、蓋の上部でナットで固定します。このときスぺーサーとしてワッシャーをかまし、ナット上部のねじ突出し長を調整してください。カメラにねじ込んで、ペットボトルに装着すればできあがり。ボトルに十分な量の水を入れて安定させてお使いください。

ボトルに装着

【写真3】ペットボトルに装着したところ。ねじ突出し部にカメラを装着できます。

★★★ 「なんちゃってボ撮ルンです」プレゼント企画 ★★★
→ 在庫が無くなったので〆切ました。(2004年8月10日)

初出 : 2004年7月17日, 最終更新日 : 2004年8月10日

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